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防具のメンテナンス


アイスホッケーは、防具を身にまとい激しく動くスポーツですから大量の汗をかきます。防具についた汗をそのままにしておくと、傷み易くなり防具の寿命が短くなります。普段のお手入れ方法とシーズンオフ前のお手入れ方法を紹介します。


普段の練習後の手入れ

・練習が終わりすぐにする事は、ヘルメットとスケートの刃の部分を水で洗い流します。スケートは刃の部分だけです。くれぐれも靴の部分は水に濡らさないように注意しましょう。ヘルメットは内側と全体を水でジャブジャブ洗うだけです。洗い流した後はしっかり水分を拭き取ります。

・ヘルメットのアゴヒモは、汗が染みた状態ですと止金のところが早く錆びてしまいますので、この部分は特に入念に汗を拭き取ります。

・家に帰ってきてからは、濡れタオルで汗がついた部分をふき取り、消臭スプレー等を噴きかけベランダや屋外に干します。ここでのポイントは帰宅したらすぐに行う事です。一晩寝かせると防具袋の中でカビが大量発生する事があります。(キノコが生えていたという笑えない話しもあります。)

・レガースとグローブは特に汗を吸収する部分ですので、入念に汗を拭き取る事が重要です。

・直射日光で思いきり乾燥させる事をお勧めします。革などをの部分は直射日光は良くないといわれていますが、半乾きで異臭を放つものよりは、防具の寿命が若干短くなってもしっかり乾いている方が良いと思います。

・広いスペースを使えない場合は、ハンガーやフックを利用し吊るして干しましょう。屋外で干す事ができない場合はエアコンの除湿の風をあてるだけでもかなり効果があります。



シーズンオフ前のお手入れ

・革の部分以外に洗濯石鹸を使用し洗濯をします。エルボー、レガース、ショルダー、パンツはいくつかの部品で告ャされています。それらの部品をできるだけばらして洗剤を染み込ませたスポンジで押し洗いします。ばらしたパンツ、エルボー、レガースは全自動の洗濯機で洗います。

・洗剤で洗った後は、完全に洗剤の成分を水で洗い流しましょう。大きな洗濯機がない場合はバスタブの水の中洗剤を入れてジャブジャブ洗った後に、シャワーと脱水機ですすぎを行う方法もあります。洗剤の成分がなくなるまでしっかりすすぎましょう!

・脱水機やタオルなどで充分に水気を落とした後に屋外で干します。このときにシワにならないように形を整えてください。2日間ほどかけて、防具の裏も完全に乾くまで天日干しをして下さい。